PDCAって聞くけど、どういう意味?
どうして社会人は身に付けるべきなの?
この記事で紹介するコト
- 「PDCA」の概要
- 「PDCA」の各項目説明
- 「PDCA」の正しい使い方
- 「PDCA」のメリット・デメリット
PDCAってナニ?
「PDCA」は各単語の頭文字を取った略称です。
■PDCA
- P:Plan(計画)
- D:Do(実行)
- C:Check(評価)
- A:Action(改善)
PDCAを1回行うのではなく、より良くしていくために何度もPDCAを回していきます。
各役割を説明していきます。
Plan(計画)
ビジネスの世界では何事にも計画を立てるのが基本です。
ビジネスに限らず、私生活でも計画を立てることはよくありますよね。
ではなぜ計画が必要なのでしょうか?
計画が必要な重要な理由
それは
限られた時間の中で進めなければいけない
からです。
確かにそうですね!言われると納得です!
計画を立てるときには必ず「5W1H」を取り入れましょう。
次の記事で紹介していますので合わせてご覧ください
Do(実行)
前項で立てた「計画」の次のステップは「実行」です。
これは説明不要ですよね。
立てた計画の通りに実行しましょう!
実行はイメージがしやすいです!
Check(評価)
続いて「評価」です。
「計画」「実行」がどうだったか振り返りを行います。
分析工程です。
評価で確認するポイントは次の3点です。
- 計画・目標に対して期待通りにいったか?
- アクションは思ったようにいったか?
- 計画通りにいったか?
振り返りの焦点は
「計画」「実行」の2点が期待通りにいったか?
です。
チェックは疎かにしがちですが、とても重要な工程です。
Check漏れがないようにしましょう。
しっかりとチェック(評価)をすることは
より良い状態に改善していくためには欠かせないです。
今まではあまり意識できていませんでした。
これからしっかりと評価していきます!
Checkでやってはいけないコト
できていないポイントがあってもネガティブな感情にならないコト
現時点でできていない箇所があっても改善していけば良いのです。
今よりも良くしていくために必要なのが「評価」です。
・なぜできなかったのだろう
・なぜ早く気付かなかったのだろう
など
ネガティブな感情にならないようにしましょう。
チェックで改善すべき箇所を見つけられたことは素晴らしいことです。
Action(改善)
チェック(評価)の次は改善です。
次のような視点で改善箇所を見つけらえると良いです。
- 良かったポイント
継続して力を入れていくか
伸ばしていく部分はあったか - 改善すべきポイント
改善すべき箇所
手段・方法を変えるべきか
中止、延期をしたほうが良いか
良い部分は伸ばして強化します。
良くない部分、不足部分は改善して良くしていきます。
両方とも重要であり、改善視点では疎かにしないように注意しましょう。
PDCAのメリット
PDCAの方法は分かったのですが、メリットって何でしょうか?
簡単に言えば「目標・ゴールに向かうための最適な手段」と言えるかな!
PDCAのメリットは複数あります。
PDCAのメリット
1つずつメリットを見ていきましょう。
目標・ゴールが明確になる
PDCAを取り入れると「目標・ゴール」が明確になります。
目標やゴールが明確になると
おのずと
目標、ゴールを達成するために何をすべきかが見えてきます。
確かに計画を立てるときに「目標・ゴール」が明確になりますね!
やるべきタスクが明確になる
やるべきことのタスクが明確になります。
逆に不要なタスクをやらなくても良いメリットでもあると言えるでしょう。
前項で目標達成のためにやるべきことは見えました。
次のステップとして小さなタスクに小分けして取り組ます。
目標・ゴールが明確になっているので、やるべきタスクも明確することができます。
タスクが明確になるのは良いですね!
やるべきタスクに集中できる
やるべきタスクが明確になったので必然とタスクに集中できます。
「明確」になっていることは非常に重要です。
なぜなら、
不必要な考えをしなくて良いからです。
やることが分かっているので集中して臨めるのは
大きな利点です。
また、
明確になっているので余計な作業をしてしまうリスクも減らせます。
しっかりと集中できる状態を作れるのは嬉しいです!
着実な改善に繋がっていく
PDCAは計画・行動・評価・改善で回していきます。
そのため
着実に良い状態に改善されていきます。
この「良い状態に改善されていく」ことが
非常に大きなメリットです。
評価工程では「どうすればもっと良くなるか」を考えます。
行動を分析して最適な方法を考えて試す
この繰り返しをしたら、
必ず良い状態に向かっていきます。
それが
最も大きなメリットだと言えるでしょう。
まさに!
PDCAのデメリット
え、PDCAにデメリットがあるのですか?
デメリットというよりは注意点かな。
PDCAを行うこと自体が目的になってしまう
PDCAに限らずですが、
作業を進めていくうちに
目的から外れてしまうことはありがちです。
PDCAでもまさに同様の事態が起きてしまう可能性があります。
人間は取り組む量、経過する時間の量次第で本来の目的からズレたことをしてしまう傾向がある
目的からズレない良い方法はありますか?
・「計画」で正しく目的を理解しているかチェック
・「評価」で改めて目的を確認する
2つを実施すれば基本は目的からズレることはなくなるね。
目的のズレを無くすために、関わる人の全員が共通した認識でいないといけません。
そのためにも良いタイミングで目的から外れていないかを確認することがとても重要です。
おぉ、なるほど!
良いタイミングで目的を確認することが有効なんですね。
時間がかかる
説明している通り、PDCAは次の4つを回します。
- 計画
- 行動
- 評価
- 改善
サイクルを回すのでその分、時間はかかります。
スピード感で言いますと不足しているのがPDCAです。
状況に応じて「行動」→「改善」を繰り返すのが有効的
確かにそうですね。
状況で使い分けたいと思います。
PDCAを良くするポイント
PDCAを良くしていくためのポイントを紹介します。
PDCAを良くするポイント
具体的な数値に落とし込む
目標
ゴール
タスク
納期
など
全てに対して具体的な数値を設定しましょう。
数値を設定することで
ゴール、やること、納期が明確になります。
「明確か?」「曖昧か?」は雲泥の差
重要です、覚えておきましょう!
どうしても数値の設定ができない時は無理やり設定する必要はありません。
達成可能な目標・納期を設定する
立てた目標・納期は達成が可能な設定になっていますか?
達成可能な設定にするって当たり前の話ですよね。
ただし、中には
「気合」「根性」の精神論で目標や納期を立ててしまう方がいます。
僕の上司ですね...
いつも気合で乗り越えろって言ってきます💦
やめましょう。
無理は良くないです。
無理は続かないです。
PDCAを回していく上で適正な目標・ゴールになっているか
まずは無理な目標になっていないかチェックしてください。
目標は徐々にレベルを上げていくのが望ましいです。
もし、
達成が現実的ではない目標設定になっている
そう感じるのであれば適正な目標に見直しましょう。
目標を高く持つことはとても大切です。
ですが、達成できない目標設定にするのは意味がありません。
評価は複数人で行う
「評価」の基本的な考えを身に付けましょう。
それは
評価は複数人で行う
です。
捉え方、見え方は人それぞれ異なります。
そのため、複数人で評価すると
多角的に見る(評価)ことができます。
1人では全く気付かなったことも複数人でチェックすると見えることが多くあります。
僕もチェックしてもらう時には複数の人にしてもらうことが多いです!
なるべく、有識者や経験豊富な方に評価してもらうのが良いね!
まとめ
PDCAの理解は深まりましたか?
仕事でよく使われますが、
ぜひ
私生活でも取り入れてほしいのがPDCAです。
着実に良い状態に持っていけるのがPDCAが大きなメリットです。
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