タバコを吸っている方だったら、一度は禁煙にチャレンジしている方も多いかと思います。
そしてこの記事をご覧になっている方は禁煙したいと思っていますよね?
タバコをやめたいです。
やめようと思っても長続きしないので何か良い方法はありませんか?
この記事で紹介するコト
- 著者の喫煙歴・禁煙成功ストーリー
- 禁煙する上での大事な考え方
- 禁煙によるメリット・デメリット
禁煙する意味、方法を正しく理解して取り組んでいきましょう!
目次
禁煙で人生は変わるのか?
結論
禁煙で人生は変わります。
実際には私の場合、人生が「変わりつつある」が正しいです。
まだ劇的に変化が訪れているわけではなく、色々なことが良い方向に向き始めていると感じています。
- 変化を感じている理由
- 具体的にどういったことが変わったのか
- 禁煙はどのように成功したか
次の項目で紹介していきます。
禁煙したい方には何かしらの参考になると思いますのでぜひ、ご覧ください。
よろしくお願いします!
喫煙歴・禁煙歴
まずは著者の喫煙歴、禁煙歴の紹介です。
著者の喫煙・禁煙歴
- 喫煙歴:20年
- 1日吸っていた平均本数:15本(休日20本)
- 禁煙歴:約3年2ヶ月(2023年2月更新時点)
- 禁煙できた本数:17,863本
- 節約できた金額:464,438円(1箱500円計算)
数値で見るとわかりやすく出ますね💦
さっそく禁煙成功の道なり、得られた効果、メリットなどを紹介していく!
禁煙成功ストーリー
禁煙しようと思った理由
突然、『禁煙したい!』と思ったのではありません。
タバコを吸いながら、『いつかは禁煙したい』とずっと思っていました。
- いつかは禁煙できるだろう
- 本当に禁煙できるだろうか
- 禁煙する必要あるのだろうか
上記のような感情が入り混じった状態で喫煙をし続けていました。
すごく分かります...
ですので、これといって禁煙しようと思った理由はありませんでした。
ただただ、体調の違和感、将来への不安が歳を重ねることで不安が大きくなり、禁煙することを覚悟しました。
禁煙で最も重要な考え
この記事をご覧になっている方は現在、禁煙したいと思っている方かと思います。
禁煙するうえで重要なことをお伝えします。
禁煙をスタートすると何度も「禁煙をやめる」気持ちが訪れます。
確かに...
何度やめようと思っても挫けてきました
ですが、感情に負けていては禁煙は成功しません。
禁煙を成功させるために重要なことは『一つひとつの行動・考え方に対してホメてあげる』
そして禁煙してきた行動を自分自身が裏切らないコトです。
まずは小さなコト、どんな内容でも構いません
自分をホメてあげましょう
例えば、次のようなことでも全然ホメていいことです。
禁煙にチャレンジしてみようと思った
禁煙に関する情報をインターネットで収集している
1時間、タバコのことを考えなかった
禁煙のために取る行動は全てがプラスに繋がります。
禁煙成功までの道なり
それでは禁煙に成功した道のりを期間ごとで紹介していきます。
禁煙期間:1日目、2日目、3日目…1週間
猛烈に吸いたい時期
禁煙を開始してから、数日(特に3日以内)は非常に辛いです...
もっともタバコが吸いたくなるタイミングと言って過言ではありません。
私の場合は特に2日目がとてもきつかったです
禁煙期間:2週間~3週間
禁煙をする意味が分からなくなってくる時期
2週間~3週間、この時期も非常に辛い状態からさほどの変化はありませんでした。
このタイミングあたりから次のような感情が襲い掛かります。
- こんなに辛いのに禁煙する意味ある?
- ストレスになるから逆に禁煙は体に悪い!
禁煙している自分を否定してきます
とても危険な期間でした
禁煙期間:1ヶ月~2ヶ月
こんなに吸いたいのにこのまま禁煙できるのかと不安になる時期
1ヶ月~2ヶ月を経過しても吸いたい気持ちは強かったです。
そんな状況で思うこと
こんな状態が続くのに禁煙なんてできるのだろうか
1ヶ月間の禁煙に成功したら『吸いたい気持ちも薄れて健康な体になっている』と期待している自分はいました。
そんな期待感に対して実際に襲い掛かってくる感情にギャップがあり、とても辛かったことを覚えてます。
禁煙することに心が折れてしまいそうな時期でした
ですが、良い面も出始めます!
個人差があるものだと思いますが、私の場合は3つの良い効果を感じました。
1⃣ 朝の目覚めが良くなった
明らかに朝の目覚めは良くなりました
2⃣ えずき(嘔吐反射)の改善
歯磨き、咳をするタイミングでえずくことがありました
頻度が劇的に減少し、ほぼしなくなりました
3⃣ 1ヶ月禁煙したことの達成感
これが一番重要だと感じます
自分が頑張っていると感じられるタイミングです
禁煙期間:3ヶ月
吸いたいと思う気持ちがあっても、簡単に抑制できる時期
3ヶ月経過したあたりから、少しずつ吸いたい気持ちの度合いに変化が生まれます。
吸いたい気持ちに襲われることはあります。
ただ、その気持ちはこれまでとは違います。
簡単に吸いたい気持ちを抑制できるようになります。
簡単に言うと我慢することが辛くない状態です
この感覚を持てるようになると禁煙が成功できそうな気がしてきます。
禁煙期間:6ヶ月
禁煙に成功したことを実感できる時期
3ヶ月経過以降は喫煙を我慢することが辛くなくなりました。
ですが、吸いたい気持ちは6ヶ月経過しても襲い掛かってきていました。
吸いたい気持ちに変化を感じにくいタイミングなんですかね?
『禁煙期間:3ヶ月』と比較すると吸いたいと気持ちは薄れます。
とは言っても大きな変化の実感はなかったです。
それでも吸いたいと思う頻度が減少していくことを実感
禁煙期間:1年
吸いたいとほとんど思わなくなる時期
吸いたいと思うことはほとんどなくなりました。
タバコを吸っている人、ドラマでタバコを吸っているシーンを見ると吸いたくなる程度です。
吸いたくなる気持ちになっても、我慢できないことは決してありません。
欲求は簡単に抑制できていました
1年経過したあたりから、禁煙成功を確信したタイミングです!
禁煙期間:2年~現在
吸いたいと思わなくなるタイミング
1年半が経過以降は吸いたいと思う感情がほとんどなくなりました。
飲みの席、カラオケなどでタバコを吸っている知り合いが居ても吸いたいと思うことはなくなりました。
ごくまれにふとしたタイミングで吸いたいと思う気持ちが出てくることがあります。
ですが、その感情はすぐに消えます。
この『ふとしたタイミングでタバコを吸いたい感覚』が『一生禁煙』と言われる所以なのかなと割り切った感情でいられてます。
今ではタバコのことを考えることは全くありません!
禁煙して健康になったのか?
禁煙して一番、期待したいのは健康ですよね。
禁煙に成功して感じられた良い面を紹介します。
尚、体に直接的に感じられる健康以外にも、タバコをやめてプラスを感じていることもあわせて紹介します。
寝つき、目覚めが良くなった
寝つきと目覚めはとても良くなりました。
悩みの一つでもあったので、すっきりとして眠りができているのでストレスが溜まらなくなりました。
寝つき、目覚めともに最悪なタイプでした
今では両方とも改善されました
動悸がなくなった、呼吸が楽になった
一番の悩みでした。
タバコを吸いながら、『本当はタバコを吸ってはいけない体』だと思ってました。
慢性的な動悸、不整脈などはタバコを吸う度に起きることを実感しているからです。
動悸、不整脈、呼吸改善などは明らかに変化があります。
これらは個人差があると思うので一概には言えません。
ですが、禁煙者全員が多少なり呼吸に何らかの改善を感じられるのではないかと思います。
痰(タン)が詰まることがなくなった
痰が詰まることが改善されました。
特に効果を感じられたのは『風邪を引いたタイミング』です。
喫煙しているときは異常なまでに痰が絡んでいました。
風邪の時はとても辛かったです。
今では痰は詰まることはありません。
禁煙してから風邪を引くこともほとんどありません
『体感できる』『見た目に変化が出た』などの効果は多くはないかもしれません。
ただ、実際にはガンになりにくい体になっていたり、他の様々な病気になりにくい体になっていると思います。
本当になっているかは分かりませんが、必ずそうなっていると信じています。
体調が良くなった感覚より、体調が悪いと感じる感覚が明らかに減った
これを実感することが重要です。
禁煙で変わった意識と行動
禁煙に成功して感じられる大きなメリットは『意識と行動』が変わったことです。
健康面やお金の面でメリットを感じることはもちろんできています。
それらを除き、禁煙して最も良かったと思うことは『意識と行動』です。
具体的にどういったポイントが良くなったかを紹介します。
健康への意識と行動
喫煙していた頃は何をやっても意味がないと思ってました。
『このままではダメだ!』と思って、次のようことはよくやっていました。
・運動、筋トレ
・食事に気を遣う
ですが、心では『タバコを吸っているから意味がない』考えは抜けませんでした。
すごく分かります
まずは禁煙すべきと思う気持ちが強いです
この考えがあるから、結局やることなすこと中途半端な行動だし、何も継続しませんでした。
今では健康第一で何事も考えて取り組みます
そして継続できるようになりました
集中力の向上
明らかに集中力は向上しました。
喫煙していた時は1時間に1回はタバコを吸いたいと思っていました。
仕事をしていても40分~50分くらいしか集中力が持ちません
タバコを吸いたいと思い始めると集中力が低下していきます。
ニコチンが切れそうなタイミングから吸いたい欲が強くなり、集中力を保てなくなるのです。
今では『喫煙時』と比較すると圧倒的に集中力があります。
集中力があると効率は格段に上がります
日常の生活でも生産性がアップしていることを感じられていることは大きなメリットです。
禁煙して感じるメリット(番外編)
禁煙に成功したメリットの番外編を紹介します。
番外編ではありますが、重要なメリットです。
喫煙場所を探さなくなった
喫煙時はランチや居酒屋、公共の場所でタバコを吸える場所を探していました。
タバコを吸ってない友人からしたらいい迷惑だったと思います
『探す時間』がなくなったメリットは大きいです。
また、飲食店や宿泊先の選択肢が広がったのも大きいです。
そしてタバコを吸っている時間、相手を待たせることもありません。
臭いが改善された
タバコを吸っていない人で『タバコの香りが好き』という方を聞いたことがありません。
それくらいタバコの臭いは人気がありません。
そんな臭いをまとっていた私です
禁煙して3年以上が経過しているので当たり前ではありますが、口臭、服、手に合ったタバコ臭は消えました。
直接的に自分への影響面よりも他者に不快な気持ちにさせる頻度が減らせたのは良かったと感じてます。
禁煙でのデメリット
禁煙してデメリットはあるのか?
という疑問もありますよね。
ずっと続くデメリットではありませが、禁煙してある一定期間に存在するデメリットはあります。
体重の増加
禁煙した人から次のようなことを聞いたことがありませんか?
・禁煙すると食事が美味しくなる
・食べ過ぎて太る
聞いたことあります!
これも個人によって異なるかもしれません。
私の場合は特別に『食事がおいしくなった!』とは感じませんでした。
ただ、タバコを止めたことで『口が寂しくなり食べてしまう』状態にはなりました。
そしてヒマさえされば、何かを食べてしまうことが多かったです。
食べる頻度は増え、必然的に体重は増加しました。
タバコを吸いたい気持ちが薄れていくようになってから、食べる頻度も減少し体重も元に戻っています。
空き時間、ヒマができる
当たりの話ですが、禁煙するとタバコを吸っている時間が無くなります。
その時間が無くなると突如、ヒマになります。
いきなりやることを取られたような感覚です。
なるほど...
禁煙を成功させたい場合に重要なポイントですが、ヒマを感じても空き時間を作ってはいけません。
空き時間を作るとタバコのことを考えて辛いです。
ヒマを感じても空き時間は作るな!
喫煙者は空き時間ができません。
なぜなら、空き時間はタバコを吸う時間だからです。
ヒマでも余計なことを考えないようにすることが大事!
まとめ
禁煙の効果や辛い時期など色々と書かせていただきました。
これから禁煙する方の少しでも参考になっていましたら、とても嬉しく思います。
初めにも伝えていますが必ず忘れないでほしいコト
それは...
・禁煙している行動、考えをホメる
もし、禁煙に失敗したとしても責める必要はありません。
もう一度、時期がきたら、チャレンジすれば良いのです。
まだ私自身も禁煙している道の途中です。
禁煙でメリットを感じらえるまでは大変だと思いますが、一緒に頑張っていきましょう!