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ミスをする特徴、ミスしない特徴

ミスをする特徴、ミスしない特徴



後輩くん

よくミスをしてしまいます。
上司に叱られてばかりです💦
何か改善方法や事前対策する方法があれば教えてほしいです。


この記事で紹介するコト

  • ミスを分析する
  • ミスの特徴・種類を掴む
  • ミスの未然対策、起きた後の対処


ミスをしない人はいません。
人間は様々な特性、個性があり、人によって慎重な方もいれば、大雑把な方もいらっしゃいます。

ミスの特徴を掴み、分析し、改善することでミスを可能な限り減らすことできます。
今回はミスをしやすい特徴を解説し、対策方法を紹介します。



ミスの原因を分析する


ミスをすると気持ちが落ち込みやすいです。
気持ちが落ち込んでいる状態だと前向きになれないですよね。

次のような状態になりやすくなってしまいます。

・自分を責めてしまう
・周りに八つ当たりしてしまう


これらの行動は意味・メリットはありません。

後輩くん

ミスしたらすぐに慌ててしまい、冷静でいられていないと思います。


ミスをした場合に重要なことは冷静でいること、落ち着いた状態を保つことです。




言うのは簡単ですが、ミスをしてしまった瞬間は冷静さを保ちにくいです。

冷静になれていない状態を客観的に自分自身が気づく必要があります。

こんちゃ


そして
ミスをした時こそ、一呼吸を置き、気持ちを冷静な状態にすることが非常に大切です!

冷静な状態になれたら、ミスがなぜ起きたのか分析をしましょう!



ミスの理由には色々な種類があることを理解する


ミスには内容、状況、影響など様々な種類があります。
そして、ミスする理由にも様々な種類があることをまずは理解していきましょう。



自信、慢心からくるミス


経験や知識がある状態自信がある状態

自信があることはとても良いことです。

ですが、自信を持つあまり、悪い意味で自分のやることに疑いを持たないことがあります。

そういった慢心した状態で作業をしてしまうと作業が雑になりがちでミスに繋がりやすいです。

どんな時も初心は忘れてはいけません。

知識や経験が養われ、成長していることは素晴らしいですが、それが良くない力となりミスを起こしていては本末転倒です。

自信があっても、実力に慢心せず、慎重に作業を行うことが大切です。


慣れからくるミス


同じ作業を何度もこなすとその作業に慣れがきます。

作業に慣れることは作業スピードが向上するので良いことです。

反対に慣れは「油断に繋がりやすいです。

油断するとミスする確率は大幅に上がってしまうので要注意です。


確認を怠った、確認が不足したミス


ミスの中で最も多い理由です。

確認を怠る」または「確認が不足していた」場合にミスは非常に起きやすいです。

例を挙げると自宅のカギの締め忘れです。
皆さんは外出する際に「カギの締め忘れ」はどのように確認していますか?

後輩くん

特に何も確認していないです...


もしカギを閉めたタイミングで「カギを閉めた」と声に出していたらどうでしょうか?
閉め忘れていることはないように思いませんか?


カギを閉め忘れてしまっている場合は何も言わずに外出しているかと思います。

こんちゃ



例では「声に出してカギを閉めたと言う」の行為が「確認作業」と言えます。

確認を怠るとミスを発生させてしまう確率を高めてしまうことをしっかりと認識しておきましょう。


体調不良からくるミス


体調が悪い状態で作業をするとミスが起きやすいです。

誰しも体調不良ではパフォーマンスが低下します。

体調が優れない状態では集中力も散漫になり、作業のスピード、作業の精度両方とも低下しやすい状態です。

そのため、体調不良状態では必然的にミスが起きやすいです。

体調が悪いなと感じるときは無理をせず、ゆっくりと回復に努めましょう。

体調管理もミスをしないためにはとても重要ですね。

こんちゃ


集中力不足からくるミス


「体調不良からくるミス」項目でも挙げていますが、集中力が不足しているとミスが起きやすいです。

不注意」というワードを聞くと「ミス」をイメージしませんか?

不注意」は意識が向いていない状態を指すことが多いです。


やっていることに集中していない状態だとミスが起こりやすい

例に挙げると車の「脇見運転」です。



「脇見運転」は紛れもなく「運転に集中していない状態」です。

後輩くん

確かに...景色とか歩いている人を見ていて運転に集中していないときがあります。

もし運転に集中できていれば「脇見」はしないよね。

こんちゃ



脇見運転のように他のことに気を取られるのは要注意です。
そんな状態ではやはり事故(ミス)は起きやすい状況になってしまいます。


経験不足、知識不足からミス


「自信・慢心がくるミス」の真逆の理由です。

経験がなかったり、知識が不足している場合も注意です。
また、作業に慣れていないとミスが起きやすいです。

経験不足、知識不足の状態で作業する場合の注意ポイントは次の通りです。

注意ポイント

  • ミスが起きやすい作業を把握していない
  • 注意点すべきポイントが分かっていない
  • 間違った操作、作業をしていることに気づいていない


こういった状態で作業をしてしまうと非常に危険です。

こんちゃ
後輩くん

何か良い方法はありませんか?



対策は次のような環境で作業することです。

対策

  • 誰かに相談できる環境で作業する
  • 作業をチェックしてもらえる状態で作業する
  • マニュアルや手順書などを確認しながら作業する


もし相談できない、指摘してもらえない環境で仕事をしているとミスが起きやすいです。

そしてミスをしていることにも気づかない状況にもなってしまう可能性が高いです。

作業に不安がある場合には有識者に相談してアドバイスを求め、一人で抱え込まずに作業をすることがとても重要です。

「経験不足・知識不足」には良い面もあります。



それは作業に慣れていないので慎重になれるということです。

後輩くん

確かに!慣れていない作業の時は慎重です。


個人差はありますが、作業に慣れていない場合は不安があります。

不安がある状態だと慎重に作業する意識が強くなり、その分ミス確率は低下します。


ミスしない対策を立てる


ミスをしてしまうのは理由があります。
ミスした後にそのままにしておくのではなく、分析して対策を立てることがとても重要です。

ミスを起きた場合、「分析・対策・検証・チェック」を取り入れるのが効果的です。

「分析・対策・検証・チェック」

  • ミスの起きた原因・理由を分析
  • 同じミスが起きなくするための対策
  • 対策した内容を検証
  • 検証して結果、どうだったかチェック



ミスの原因・理由を分析


ミスが起きてリカバリー対応が完了したら、次にやることは「ミスが起きた原因・理由」の分析です。

なぜミスが起きたのかを明確に把握しないと正しい対策が立てられない!

分析をする場合には、合わせてどのようにすれば改善できそうか考えましょう。

ミスをしない対策を立てる


ミスが起きないようにするためには対策をして具体的に仕組みを取り入れることが大切です。

ミスは仕組みで防ぐ


ミスをしないように注意する」といった意識面での対策は効果的とはいえません。

ミスはしないための対策は基本的に仕組みで防いでいくのが望ましいです。

最終的に人の手が入るケースが多いので全てを仕組みで防ぐことは難しいです。

ですが、できる限りミスが起きないように仕組みにしていくことはとても重要です。

仕事を中心にミスが起きないための仕組みについてご紹介します。

チェックリスト・チェックシートを活用する



簡単に作業品質をアップする効果的な方法です。

チェックリストを用意して実施したことを記録することでやることが漏れてしまうことはありません。

また、チェックリストには何をすべきか、注意点など記入しておくと非常に有効的なツールになります。

凝ったチェックリストは必要ありません。
Excelで作成したり、何ならテキストでも構いません。

メモを取る



対応する作業に求められている要件を正しく理解するためにメモを取りましょう。

手段はメモでなくても構いません。

認識に相違が起きない手段で記録、情報をインプットできれば、問題ありません。

間違った作業をしてしまった場合に気づける仕組みを導入



どれだけ注意してもミスが起きてしまう可能性があります。

・よくあるミス
・注意しても起きしてしまうミス

こういった場合にはシステムや物理的な方法でミスが起きない仕組みにするのが理想です。

また、もしもの場合でもすぐに元の状態に戻せる状態にしておくことも大切です。

【システムで仕組み化する例】
・パソコンで誤った操作をした場合に「アラートを鳴らす」または「注意喚起を表示する」
・不要な文字が入力できないようにシステム制御する


対策内容を検証する


前項の「対策」した内容を実際に試してみましょう。

実践で対策した内容を試していただいた問題ありません。

ミスを起こす以前より、仕組みは確実に良くなっています。
また、慎重に作業を行う意識も強くなっている状況ですので実践を通して試していただくのが良いです。

検証した結果をチェックする


前項の検証した内容がどうだったかチェックしましょう。

チェックすべきポイントは次の通りです。

  • 同じミスが起きない仕組みになっているか
  • 対策により効率性は格段に低下していないか
  • 他に良い方法がないか
  • 立てた対策の改善箇所はあったか

対策によって効率性が低下は注意です。
作業時間があまりにもかかるのは場合には見直しましょう。

こんちゃ


対策→検証→チェック→改善でミス対策の精度を向上しよう


ミスをした場合にしてはいけないこと


ミスが起きた場合にしてはいけないことがあります。


全て重要です。
特にミスをしたときこそ、やらないように注意!

こんちゃ


ミスしたことを責める


誰でもミスはするものです。

たまに見かけますがミスをした人を責める人がいます。
ですが絶対にやってはいけません。


ミスをした人を責めても何も良い方向に向かいません。

むしろ悪い方向に行ってしまうリスクがあります。

・ミスした人が自信を失ってしまう
・恐怖からさらにミスをする確率を高めてしまう

こういったリスクが考えれます。

ミスをした場合には「成長」や「改善」のチャンスだと捉えることがとても重要です。

考え方次第でポジティブにも考えられるし、ネガティブな気持ちにもできてしまいます。

ミスを成長の機会としてとらえ、改善していくことが非常に重要です。

こんちゃ


ミスの分析・対策をしない


ミスをしてしまった場合に大切なことは「同じことを繰り返さない」ことです。

同じことを繰り返しては成長はありません。
再発しないように分析して改善することが重要です。

ミスをした後に次のような人を見かけます。

  • ミスをした原因は自分のせいではないと思っている
  • ミスをして落ち込んでしまうだけで終わってしまう


後輩くん

僕は落ち込んでしまうことが多いです。

ミスをしたら必ず分析しよう。

こんちゃ



分析して次に起きないようにするためのアクションを取ることが非常に重要です。


ミスしたことを隠す


ミスしたコトを隠すことは絶対にしてはいけません。

してはいけないことの中で最もしてはいけないコトです。

ミスを隠さず報告した場合、ミスを隠した場合、2つのメリット・デメリットは次の通りです。

ミスを隠さずに報告した場合

  • 影響を最小限に抑えらえる
  • ミスを素直に報告したことで信頼される


ミスを隠した場合

  • 影響が拡大する可能性がある
  • 隠していたことがバレた場合には信頼を失う
  • 叱られる


損害の面、人から信頼の面、両方でデメリットが大きいのでミスは素直に報告しましょう。

まとめ


ご紹介した通り、ミスにはいくつかの種類があり、全てに共通する対策は存在しません。

ですが、やはりミスの原因には偏りがあると思います。

これまでの経験から感じることはミスは確認不足や集中力不足がほとんどです。

確認不足はぜひとも上述の内容を試してみてください。

集中力不足に関しても様々なシチュエーションがあります。

やる気やモチベーションが下がっている状態で作業を行うことでミスに繋がるケースも少なくありません。

やる気」や「モチベーション」を向上させたい方は以下の記事を合わせて読んでいただけるとさらにミスをしない人に成長できるかと思います。



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