『自尊心』という言葉を聞くけど、良く分からないです。大切だと聞くけど何で大切なのだろうか?自己肯定感とは何が違うのだろうか?
この記事で紹介するコト
- 自尊心の概要説明
- 自尊心の必要性
- 自尊心が低い状態で起きる影響
自尊心は何に影響するのか紹介していくよ
よろしくお願いします!
自尊心ってよく聞くけどどういったモノ?
自尊心とは...
『自分に対する評価や自分自身への評価感情』を指します。
- 自分がどれだけ『自己価値』を感じているか?
- 自分自身を受け入れることができるか?
などといった『自己認識と感情的な側面』を含んでいます。
自分に対してどれだけ『肯定的』であるか、また他者と比較してどのように自分を位置づけているかなどが、自尊心の一部です。
自尊心は主観的です。
但し、他の人の評価や誰かと比較して強く影響されることもあります。
『健康な自尊心』を持つことは、精神的な健康と良好な人間関係の構築に直結します。
一方で、自尊心が低い場合には『不安』や『抑うつ』など対人関係の問題に関連していることがあります。
自尊心の形成には様々な要因が影響します。
- 教育
- 家庭環境
- 過去の経験
- 社会的な比較
- 個人の性格
などが挙げられます。
『ポジティブな体験』や『成功体験』を積み重なることで自尊心は高ります。
逆に『ネガティブな経験』や『失敗が積み重なる』と自尊心は低下に繋がることがあります。
自尊心の育成は一生涯にわたるプロセスであり、ポジティブな自己評価を促進し、健全な人間関係を築く助けとなります。
自己肯定感との違い
自尊心と自己肯定感は密接しています。
どちらも自分を肯定する、受け入れるといった概念では同じです。
『自尊心と自己肯定感』の違いって?🤔
- 自尊心
- 自尊心は『プライド』が関係しています。
自尊心が高い人の場合、他者から何か批判や否定をされた場合にでも、影響や干渉を排除することができます。
- 自己肯定感
- 自己肯定感も概念的には同じですが、他者との関連性はありません。自分自身の考え、行動をありのままに受け入れることが自己肯定感です。
2つは密接に関連しており、『高い自尊心』が『自己肯定感』をサポートし、自己肯定感が高い人が一般的に自尊心も保持しやすいと考えられます。しかし、どちらも個々の経験や状況によって変動する可能性があります。
自尊心の重要性
自尊心は心理的な健康と社会的な適応に深く関連しています。
高い自尊心を持つことは、精神的な健康にプラスの影響を与えます。
自分の行動、考えを受け入れて、『肯定的に評価する』ことで不安や抑うつのリスクが低減し、心の安定感が向上します。
自尊心が高い人の特徴は?
自分自身との関係が良好
自分を理解し、自分を大切にできるので満足感を得やすいです。
この考えは自尊心が高く保つ上での基盤となり、他者との健全な関係を築く上で重要です。
新しい挑戦に積極的に取り組むことができる
自尊心が高い人は挑戦意欲が高いです。
挑戦で失敗することはありますが、めげずに挑戦するので成功体験が積めます。
そして成功体験が積み重なり、さらに自信に繋がるので新たなことに挑戦しやすくなります。
ストレスや困難な状況に対処する能力を向上させる力がある
自分に対する信頼感があることで問題に前向きに取り組むことができます。
問題に対して前向きのため、繰り替えし改善を行い、結果的に適切な対処策を見つけやすいです。
学習や成長に対するモチベーションが向上する
自己成長にとても前向きです。
成長のためには失敗を恐れず、果敢に挑戦する傾向が強いので新しいスキルや知識を吸収しやすくなります。
社会的な適応にも寄与する
他者との良好な関係を築き、協力する姿勢が出せるようになります。
職場だけではなく他のコミュニティへの参加も積極的のため、社会的なつながりが多く、活動自体も円滑に進みやすくなります。
ポジティブな人生の構築に寄与する
自信と肯定的な姿勢で人生を送ることができるので自分に対して期待感や楽観的な考えが持てるようになります。
自信がありながらも、変なプレッシャーを自分にかけないので、気楽に生きることができます。
これらが自尊心が高い人の特徴です。自尊心の高さかは幸福感や人生の質に大きな影響を与える要素であり、心理的な健康をサポートする重要な役割を果たしていることを理解いただけたかと思います。
自尊心が低い人の特徴、影響
自尊心が低いサインや影響は個人差があります。
どれに当てはまるかは一概には言えませんが、複数の当てはまる方は自尊心が低い可能性が高いです。早速見ていきましょう。
自己評価の低さ
自尊心が低い人は、自分に対して否定的です。
そのため、自分の評価を低くする傾向があります。
成功体験よりも失敗体験を強く記憶してしまい、自らを責めることがよくあります。
他者との比較
低い自尊心の人は、他者と自分を比較しやすいです。
他者と比較して『自分は劣っているのではないか?』と感じてしまうことがあります。
他者との競争が避けられない状況では、不安や焦燥感(しょうそうかん)を感じることがよくあります。
焦燥感って何ですか?
焦燥感
物事が思い通りにいかずに焦ってしまう状況や理由もないのになんとなく焦りを感じてしまうコトであり、それらによって気持ちや体がそわそわして落ち着かない状態を指す。
過度な自己批判
自分を過度に批判し、自分に対して容赦が少ないことが特徴です。
失敗やミスを重く受け止め、自分を責め続けることがあります。
他者の期待を優先
低い自尊心の人は、他者の期待や評価を非常に重視しやすいです。
自分の意見や欲望を抑えがちです。
他者に合わせすぎてしまうことがあります。
対人関係の困難
低い自尊心は対人関係にも影響を与えます。
他者とのコミュニケーションが難しくなり、適切な境界を保つことが難しいことがあります。
新しい挑戦への恐れ
新しいことに挑戦することに対して恐れや不安を感じやすいです。
失敗や拒絶を避けるために、新しい経験を敬遠することがあります。
過去のトラウマの影響
低い自尊心は、過去のトラウマや否定的な経験に由来することがあります。
過去の出来事が現在の自尊心に影響を与えている可能性があります。
自分に対する信頼の不足
低い自尊心の人は、自分に対する信頼が不足していることがあります。
先に紹介している『自己評価の低さや他者を優先してしまう』項目に関係しています。
自分の判断や能力に疑念(自信を持てない)を抱くことがよくあります。
紹介した特徴は一般的な傾向であり、全ての低い自尊心の人に当てはまるわけではありません。低い自尊心に苦しんでいる場合、サポートを求め、専門家との相談を検討することも重要です。
自尊芯を高める方法10選
自尊心を高めるためには、ポジティブで健康的な『自己評価を築き上げる』ことが重要です。
自尊心を高める方法を紹介します。
紹介する項目は部分的に行っても効果があります。
最も効果的なのは全てを一貫して実践することですので可能であれば全てを実践してください。
効果が感じやすく、自尊心の向上に役立つはずです。
自尊心の高める方法10選
自己受容
自分自身が完璧である必要はありません。
そもそも完璧な人間はいません。
誰でも欠点や弱点を持っています。
まずは自分を受け入れることから始めましょう。
自分の行動や考えを否定してはいけません。
どんな自分でも「自分は自分なんだ」と思って受け入れましょう。
成功体験を意識的に追求
成功した体験を意識しましょう。
小さな成功体験でも構いません。
小さな目標を設定して、それを達成することで自己成長を感じられ、自尊心が向上に繋がります。
ポジティブな言葉を使う
人間が1日で最も会話をする量が多いのは、『自分』です。
ですので自分に対して使う言葉に注意を払いましょう。
否定的な表現を使わず、ポジティブな言葉を意識的に使うようにしましょう。
自分の強みにフォーカス
人には必ず強みがあります。
『自分には強みはない』と言う方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。
自分自身で気づけていないだけです。
『強み』を難しく考えず『ちょっとした得意』に置き換えましょう。
『ちょっとした得意』にフォーカスしてみてください。
実はその『得意』は他の人が出来ない可能性が高いです。
その得意は自信を持っても良いことなんです。
小さな得意、強みに目を向けてポジティブな側面に意識を向けましょう。
他者と適切な境界の設定
他者とは適切な境界を設定しましょう。
他者との関わり方は自尊心を高める上で重要です。
他者の意見、考えに自分の感情が引っ張られていてばかりでは自尊心を高めることが難しいです。
他者よりも自分の意見や感情を尊重することで自己価値感が向上していきます。
自分の価値観を大切にする
前項で紹介した『他者と適切な境界の設定』の類似した内容です。
自尊心を高めるためには自分の価値観がとても大切です。
人の価値観に良い影響を受けるのは良いですが、流されて自分の価値観を見失うのは良くありません。
自分の価値観に基づいて行動して、それに忠実でいることが、自尊心を高める手助けになります。
他者からのサポートを受ける
友人や家族からのサポートを受けることは大切です。
信頼できる人々に自分の感情や考えを打ち明け、励ましを受けましょう。
新しい挑戦に取り組む
新しいことに挑戦することで、成長や成功体験を得ることができます。
いきなり大きなことや難しいことを成し遂げようとしても難しいです。
最初は小さな挑戦から始めてみましょう。
自己ケア
自分の身体や精神の健康を大切にすることを意識して生活しましょう。
バランスの取れた食事、適度な運動、充分な睡眠を取るといったことは自尊心を高める上では基本となる部分です。
日常生活を健康的に送ることで、全体的な幸福感が増し、自尊心も向上します。
練習と繰り返し
自尊心を高める上で重要なのはプロセスです。
これまで紹介してきた方法を毎日の習慣として反復して行いましょう。
繰り返し行うことで、少しずつポジティブなアクションや思考に切り替わっていきます。
自尊芯はアファメーションで高められる?
自尊心は『アファメーション』で高めることが可能
アファメーションは自分が発する言葉でポジティブなマインドを作り上げていく方法です。
『ポジティブな人間になりたい』『目標達成したい』『楽な気持ちで人間関係を構築したい』そう感じた場合にはアファメーションを取り入れることをおすすめします。
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まとめ
自尊心の高さは人生の幸福感に直結します。
この記事で紹介した方法でぜひ自尊心を高めていただけると嬉しいです。
X(旧Twitter)でも自己肯定感や自尊心に関する内容を発信しています。
自信を持った人生を送りたい、幸福感を上げたいと思う方はフォローして毎日を楽しく生きましょう。
以下は自己肯定感を上げる発信をポスト例です
悩みがあるならやってみてほしい。
— こんちゃ?? (@concha_blogger) November 23, 2023
まずは悩みを紙に書き出す。書き出したら、次の2つに分ける。
・自分で解決できる
・自分で解決できない
「自分で解決できる」ことは今できることを取り組む。「解決できない」ことは悩みから消す。だって解決できないのだから。これで気持ちはスッと楽になる。
こんな人からは距離を取っていい
— こんちゃ🔥 (@concha_blogger) November 9, 2023
自分が話した後に「○○というか~」と否定で話し始める人がいます。結局、言っていることは大して変わらない。自分が良いことを言った風にしたいだけな人なんだと思う。そんな人は常に否定的だから離れましょう。
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